Teamsカスタムアプリをタブアプリとして追加した全てのチャネルで受け付けた問い合わせのデータを一括で出力する方法を説明します。
※API のアクセス許可に Group.Read.All が付与されていることが前提となります
事前準備
一括エクスポート機能を有効化する対象のTeamsカスタムアプリ、ユーザーのメールアドレス(ユーザー プリンシパル名)一覧を弊社担当へ連携ください。
ユーザープリンシパル名(UPN)の確認方法
ユーザープリンシパル名(UPN)がわからない場合は、Microsoft社のGraph Explorer から確認できます。
1. 自分のMicrosoft アカウントでログインする
2. クエリを実行する
GET:https://graph.microsoft.com/v1.0/me が設定されていることを確認して「Run query」を押下します。
3. userPrincipalName を確認する
Response preview に表示される「userPrincipalName」を確認します。
上記で連携されたメールアドレスのユーザーは、対象のTeamsカスタムアプリをタブアプリとして追加したチャネルから一括エクスポート機能が利用可能になります。
一括エクスポートの実行方法
1. 問い合わせ一覧画面を開く
Teamsを開き、設定したチャネルの問い合わせ一覧画面を開きます。
2. 「テナント内の全データのエクスポート」を選択する
画面右端の「・・・」を押すと、メニューの中に「テナント内の全データのエクスポート」という項目が表示されるので選択します。
※APIのアクセス許可が付与されていない場合には、メニュー項目は表示されません
3. 期間を指定して出力する
「全データのエクスポート」ダイアログが表示されます。抽出したい期間を指定した後、「出力」ボタンを押下するとダウンロードできます。
エクスポートの仕様
対象データ
- 出力されるデータは、Teamsカスタムアプリをタブアプリとして追加した全てのチャネルのデータです
- 複数のTeamsカスタムアプリをインストールしている場合は、同一アプリが追加されているチャネルの問い合わせデータのみエクスポートされます
制限事項
- 指定できる期間は最大31日間です
- エクスポートファイルの有効期間は3日間です
出力ファイルの仕様
ファイル形式
エクスポートされるファイルはZIP形式で、以下の2つのCSVファイルが含まれます。
- 問い合わせ一覧.csv
- メッセージ一覧.csv
問い合わせ一覧CSVの出力項目
基本項目(常に出力)
以下の項目は常に出力されます。
- チーム名
- チームID
- チャネル名
- チャネルID
- 問い合わせID
- ステータス(新規/対応中/保留中/解決済み)
- 依頼人ID
- 依頼人名
- 依頼人メールアドレス
- 担当者ID
- 担当者名
- 担当者メールアドレス
- タイトル
- 依頼時刻
- 最終送信時刻
- 最終受信時刻
- 解決時刻
カスタムフィールド(設定に応じて出力)
BotIDに紐づくカスタムフィールドが設定されている場合、それらのフィールドが追加のカラムとして出力されます。
カスタムフィールドの型と出力形式は以下の通りです。
- 選択リスト:選択された値の文字列
- 複数選択リスト:選択された値を「/」区切りで連結した文字列
- テキスト:文字列値
- 複数行テキスト:文字列値
- 数値:数値を文字列に変換した値
- チェックボックス:0(未チェック)または1(チェック済み)
- 日付:YYYY-MM-DD形式の日付文字列
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メッセージ一覧CSVの出力項目
メッセージ一覧CSVには以下の項目が出力されます。
- チーム名
- チームID
- チャネル名
- チャネルID
- 問い合わせID
- 送信時刻
- メッセージ
- 送信者タイプ(依頼人/自動応答/オペレータ)
- 送信者ID
- 送信者名
- 送信者メールアドレス
※メッセージには、依頼人と自動応答間のメッセージ、および依頼人とオペレーター間のメッセージの両方が含まれます